クラッチマスターシリンダー、レリーズシリンダーをオーバーホールしてみました。現象としては、ギアの入りが悪くなった。ダブルクラッチだと調子良い。
マスターシリンダーは新品をyahooオークションで購入。(¥7600)分解前に万全を記す。現在使用のシリンダーは分解したところ、問題がなかったのでインナーのみ交換。新品ボディはスペアとして保存。
エンジンルームからの眺めはこんな感じ。油圧ラインを外すとブレーキフィルードが漏れるので注意してください。この液体は塗装をいためます。塗装面に付着してしまった場合は速やかに水で洗い流してください。水漏れ防止の為に、シリンダフランジ部にはにシール剤(スリーボンド1207B)を塗布しておきました。
室内ではクラッチペダルの付け根を探り、シリンダプッシュロッドとの接続を切り離します。写真ではロックピンが付いていますが、通常は割ピンです。取り外しがあまりに面倒なので交換しました。お勧めは抜け防止付きのピンですが、取りあえず保留。
スナップリングプライアでクリップをはずすとピストンがスプリングの力で押し出される。インナーキットのみの交換の場合は、両カップ及びダストカバーを交換する。シリンダ内に錆がある場合は、耐水ペーパーにて縦傷がつかないように落とし虫食いがないか観察する。組み付け時にはカップにシリコングリスを塗布する。