互換性机上検討
ミニのドライブシャフトのアウタージョイントは全てCVジョイント(等速ジョイント)が採用され、突端のソケットサイズが11/8インチの物と15/16のサイズの物があります。インナージョイントは3種類の方式(ラバーカップリングタイプ・十字ジョイントタイプ・CVジョイントタイプ)が採用され、それぞれの組み合わせがあります。

* CVジョイント CONSTANT VELOCITY JOINT

* これらはすべて、ミニ情報であり、当時先行してモデルチェンジが行われたウーズレーホーネット、ライレーエルフについては、年号が異なります。恐らくですが、標準的仕様のウーズレー、ライレーは、1・1/8のアウタージョイントにM/Tがラバージョイントで、A/Tが十字ジョイントの組み合わせではないかと思われます。オートマチックにラバージョイントを組み合わせた方が、マイルド(曖昧な表現、、)で良さそうな気がしますが、、

1/8ソケットサイズのアウタージョイントの車型で、、

インナージョイントがラバーカップリングの車型には、73年式までのドラムブレーキ車及び997/998cooper(スタンダードクーパー)7インチディスクブレーキ車があります。私の車は、このドラムブレーキタイプなので、スタンダードクーパーのディスクシステム(キャリパー・ローター・スイベルハブ等)が手に入れば一番スマートにコンバート出来るはずです。(ホイルのはみ出しも一番少なく仕上がると思われる)ただ、、新品の部品供給は無く、中古も手に入り難い状態です。

インナージョイントが十字ジョイントの車型には、当時のオートマチック車が採用していたようです。(年式は不明)

5/16ソケットサイズのアウタージョイントの車型で、、

インナージョイントがラバーカップリングの車型は、1275GT及びcooper"s"の一部の車両に採用されました。(7.5インチディスク)

インナージョイントが十字ジョイントの車両は、cooper"s"(7.5インチディスク)

インナージョイントが、CVジョイントの車両は12インチディスク車(8.4インチディスク)

三種類あるインナージョイントと、トランスミッション側(デファレンシャルアウトプットシャフト)との互換性を調べます。アウトプットシャフトも3種類存在します。

1 ラバーインナージョイント接合用アウトプットシャフト

2 十字インナージョイント接合用アウトプットシャフト

3 CVインナージョイント接合用アウトプットシャフト

CVジョイントの接合固定は、スプライン部"C"リングにて、ラバージョイントと、十字ジョイントの接合固定はボルトで行われています。それぞれのインナーシャフトに相当するデファレンシャルアウトプットシャフトを組み込む必要(組み込みに必要な他の部品も含め)があります。(加工を前提とする互換性については、未検討。)

スイベルハブは、ディスク用とドラム用の二種類のみ存在します。キャリパー取り付けフランジがある方がディスクブレーキ用。
キャリパーは、それぞれのディスク径に合わせて三種類。(ERA turboを除く)

997/998cooper(7インチディスクブレーキ)

cooper"s"and1275GT 1974までのモデル(7.5インチディスク)

12インチディスク車(8.4インチディスク)