車検更新のため湘南陸運事務所に行って来ました。ユーザー車検です。

一週間前に電話で予約、同時に質問。「旧車なので触媒がないけど大丈夫なの?」

陸運事務所曰く「おそらく大丈夫」との事。旧車は治外法権?

とりあえずマフラーに穴が開いていたので修理!

普段、整備はしているので適当に整備記録を書いてイザ出陣!!

だが、、、簡単に事は終わらなかった。


サイレンサー部分に大穴。錆だらけでサクサク。(左の写真は補修後)グラインダーに鉄ブラシを付けて錆落とし。

鉄板をサイレンサーの形に加工。錆で薄々になったマフラーに溶接出来るかなぁ、、心配。

ホントはもうちょっとうまいんだよ。ひどい仕上がりだけれど。

耐熱塗料を塗り、まぁ、一応完了。マウントは新品交換。

陸運事務所にて車検本番。

必要な印紙を購入書類を書いて受付へ。

いきなり12ヶ月点検未実施を指摘される。「こちとら毎週の様に整備しとるんじゃー!!」

気を取り直して車検ラインへ。

まずはライト類のチェック。車台番号エンジン番号チェック。「問題なし!」

スピード、フロントブレーキテスターは車高低過ぎでパス。「ラッキー!!」

ライトテスター左、不合格。「ハハハ、余裕!余裕!」

排ガスもパスと思いきゃ、検査員にチェックする様に言われ不合格。「当然じゃー、触媒無いもん。」

すべて終了後、検査員の所に向かう。

検査員曰く「左ライト高過ぎ、排ガスCo,Hc両方ダメだね。」

えっ!排ガス通さなきゃダメなの?触媒、最初から無いのに、、

検査員曰く「製造年月日これから調べるけどダメです。調整して下さい。」

「あとですねぇ、ヘットレストも必要になるかもしれません。」

、、、。

ちなみに製造日を調べるのに3時間近くかかりました。その間ライト&キャブ調整。

前照灯光軸調整はまずライトの外側にあるリムを外します。固定ビスを取り外し、下側を(固定ビス付近)ひっぺがす様に取り外します。

光軸を下げる為、上下調整ネジを緩めて調整。取りあえず1回転。

排ガス調整はキャブレター下側ミクスチャーコントロールスクリューを締め込み燃料を絞り込みます。何度もラインを通した結果、結局最閉状態まで絞る羽目に。アイドル回転は低すぎても失火してダメです。

ちなみに4回目の検査で合格!!でもね、排ガス計プローブをほとんど差し込まなかった(はずれてたかも、、)事による要因が大かも。

このキャブレター調整を行うと、おそらくエンジン不調になります。絞り込むも戻すも自己責任にて行って下さいね。

検査員の努力、、が実り、、製造年月日が判明しました。

祝1969年5月14日誕生!!

1969年4月1日施行の法令(安全装備に関する項目)に引っかかるそうです。

平行輸入車は製造された日の日本の法令が適応されます。

ヘットレストが必要だそうです。

外は雨が降っています。

本日車検継続不可能。

初の雨天走行です。

以外と雨漏れしないですね、、デスビも好調。

つづく。