2007年の記録
2007/12/14 冬になってエンジンの掛かりの悪いSRX。もちろんチョークレバー全開でございます。初爆はあるのに、アイドリングが続かない。セルモータをまわす事10回以上、バッテリーも心配だ。段々に暖まってくると、アイドリングが続く様になり、好調なエンジンになるのだが、あれ・・今、エンジン付近で白い煙が・・・エンジンが止まる寸前の吹き返し(バックファイヤー)でインシュレーター辺りから白い煙が立ち上る。「これってまさか・・・」若干ではあるのだが、インシュレーターから二次空気を吸っている模様。インシュレーターの剥離である。良くあるみたいなんですよね、SRXは・・・でも部品が高いので、完全に剥離させたインシュレーターにシール材を塗りたくり、再度組み立て修理完了。キャブレター取り外しなど、インシュレーターに力が加わる作業をすると、簡単に剥離してしまう様に思われます。バンドで内側の金属を挟み込む様な構造ならもっと耐久性が良いと思われますが・・・

インシュレーターの取り外しは、全ての取り付けバンドを緩め、エアークリーナーボックス上面を取り外し、キャブレターを後方にずらして取り外します。取り付け時も、最後にバンド固定を行いましょう。エンジン側のバンドを固定した状態でエアークリーナーを取り付けると、キャブレターが傾き、インシュレーターに過度の力が加わってしまうからです。作業中に気づいたんですけどね。

2007/12/10 最近、SRXのニュートラル・ランプが変です。たまに消えかかったり、点かない時があったり。電球は、メーターを換えたときに交換したし、ニュートラル・スイッチかなぁ。それでも全く点かなくなってから仕方なく点検。あっ、配線が脱落してるわぁ・・・単気筒の振動、さすがですね。標準ではM4の+ネジですが、キャップボルトをロックタイト塗布して締め付け。次に外す時は、ネジが折れてしまう事でしょう。修理完了!

ロックタイトって、意外とすごいんです。ネジ径が小さい場合は弱強度の物か、もう外さない所、または外す時に壊れても良い所に塗りましょう。(スズキのサービスマニュアルを見ると、3種類のネジロック剤を使い分けています。)

2007/11/29 そろそろ師走です。来週?再来週には、お節料理や正月の買い出しに市場に行かねば。年末に近づけば近づく程、高くなるんです。昆布、干し椎茸、黒豆、かんぴょう。かまぼこなんて、御かまぼこになって、1000円以上につり上がりますからねぇ・・・

おかげさまで、かみさんのアキレス腱も大分良くなって来たようです。来年は、バイクメーカー等の主催、バイク再チャレンジプラン(教習所などで行われる、バイクに乗らなくなった、ブランクのあるライダー向けの教習プラン)などを受けようかと思案中でございます。SRXも完調状態で待機中ですし、待ち遠しい限りであります。そんな訳で、ここのネタもないなぁ・・・仕方がないので、僕の愛車ネタで。って言うか、元々、刀ネタなんて、いっぱいあるんですよ。国内仕様再販モデルなんだけど、既に10年が経過。メンテ、改造など、色々あるんだけど、刀って、コアなファンしかいなそうで、ネットに堂々と載せるのって怖いんですよ。(何かいても批判されそうで・・・)でも、流石に10年車でしかも設計では30年車?いろいろ情報提供出来ればと思っています。サーチエンジン等で、ページが引っかかる程度が一番うれしいので、ここを隠れ蓑にいろいろ書こうかなぁ。とりあえず来年の目標です。SRXも、引き続き・・・かみさん曰く、二年後は、ハーレーのページになっているかも?

2007/12/4 愛車カタナの整備はとりあえず完了。(詳細は、後に記載するつもり。)あとは、タイヤ・バッテリーと、消耗品ばかり。でもこれから季節、乗る機会も減る事ですし、暖かくなってからかな。さて、最近カタナの部品状況が心配になってきました。ファイナルが完売してからまだまだ猶予がと、余裕をかましていましたが、ヨシムラのカムカバーも、買おう買おうと思っていた矢先に絶版。オークションで大変な価格で取り引きされる状態。とりあえず状況だけでもリサーチせねば。とりあえずパーツリストを、、って、無いじゃん。かみさんに捨てられたかぁ!こうなると、心配は最高潮。外装パーツ、消耗パーツ、全部ください!!あと、30年はピカピカに維持出来るパーツをくださーい!!と、近くのバイク屋に出かけると、殆どの部品は、まだ手に入る模様。じゃぁ、必要最小限と言う事で・・「えっ、この部品、そんなに高いの?」「じゃぁ、いらないや。」現金な物です。

あー、パーツリスト、見つかりました。(思いっきり本棚に・・・)その後の調べ。94年度価格表の価格から約1〜2割増が現在の価格。中には殆ど変わらない価格の部品も多数。基本設計が古い分、価格も安めで、サイドカバーで四千円弱程度。それなのにオークション等で、現在の価格より割高で取引されている中古部品多数。確信犯で、新品の部品を原価以上につり上げて出品しているケースが多数見受けられます。気をつけてください。しかも、純正パーツは、ネットで10%程度値引きで手に入れる事が出来ますよ。スズキに知り合いがいれば、社内販でもっと安く手に入れられるのかも?

2007/9/27 さんざんSRXにかまけていたので、たまには愛車、刀様の整備を・・・ホイールベアリングがガタガタになってから早半年。前後のベアリングを購入しました。NSKのホームページからカタログをダウンロードして検索。モノタロウで購入。代引きで\1,567即日配送で手に入ります。これが、神戸ユニコーンなどの専門店で注文すると、数倍の価格に・・・まぁ、おそらく、純正の価格に添っての価格設定なのでしょうが、スズキ純正部品からの配給では無いはず。おいしい商売でございます。っーか、バイクメーカーは、10年程度の部品供給を実質義務づけられている訳で、在庫など、倉庫管理費や、固定資産税を部品に上乗せする事は、致し方ないと納得も出来る。でもさぁ、純正品でもない(実際は、純正より高性能な部品なのだが、、)汎用品を、高価で売るなんて、公正取引違反なんじゃないの???こういうインチキ臭い所が苦手なんです。時価の寿司やみたいで変に敷居が高いんですよね。(何のこっちゃ?)まぁ貧乏根性なんでしょうけどね。ぶっぶっ・・・

2007/9/6 フロントフォークのオーバーホール完了。結果も良好であります。柔らかすぎ(へたりきっていた。)でリバウンドのひどい状態がキチリとダンピング。心配していた突き上げも皆無でした。仕様は、WP98と書いてあるオークションで買ったSRXのフロントフォークに入っていたスプリング(ホワイトパワー製だと思い込んでいる。)をヤマハ純正G−15フォークオイル、油面110mmで組みました。(油面は、他のSRX乗りさんのホームページを参考にしました。)オーバーホールして感じた事は、フロントがしっかりすると、リアサスに対しての感じ方が変わる。シフトアップ時の姿勢変化(揺り返し)は、リアサスのへたりが原因だと思っていたが、殆ど解消されてしまった。自己の憶測が、いい加減な事を思い知らされました。

本当は、油面、突き出しなど、リアサスを含め、セッティング出来る所はまだあるはずなのだが、全く不満がないのでやる気にならない。レートの高い(はず)スプリングを入れたにも関わらず、ネガが無いのだ。しなやかで、姿勢変化を巧く抑制出来ているので、疲労低減、(加速、減速で、姿勢変化が激しかったので、手首が疲れた。)直進良好、底突きがなくなったので、ブレーキング時のコントロール良好。走っていて楽しい!これでひとまず完成かな。かなり程度の良いSRXになりました。

当然ですが、完成したら走らせたい。でも、オーナーであるかみさんは、未だびっこである。SRXが活躍する日はいつになるやら・・今年は一度もツーリングなし・・になってしまうのか。そろそろ良い季節到来。ソロツーリングに行きますか・・・

2007/8/25 オークションで、フロントフォーク左右落札。11000円でした。

SRX購入時にオーバーホール済みとの事であったが、右シールからオイル漏れ。確かにシール類は新品ぽいのだが、インナーチューブの状態が良くない。しかも、ストローク部分にミミズ腫れ状の錆がメッキを浮き上げてしまっている。当初は、チューブ新品交換の予定だったが、つい、オークションの魔法にやられ、ポチットな・・・まぁ、落としたチューブのうち、一本使えれば良い訳だから・・・

早速届いたチューブを分解してみると、様子が変です。「あれ、スペーサーが無いし、反力が大きい。」スプリングを外してみると、「WP98」と書いてあります。

ホワイトパワースプリング。ゲット!

ラッキーな事もあるんですね、しかも、チューブの程度も良く、曲がりも0.02mmで問題なし。俄然やる気が出てきました。

これが本当にSRX用か?ホントにホワイトパワーなのかは知りませんが、なにか?

しかも乗るのはかみさんだし、固すぎではねちゃったりして・・・

それでも組みますが、なにか?

2007年の夏休みは、松葉杖のかみさんを車で会社に送る毎日。片道一時間半を2往復、合計6時間。それだけで一日終わっちゃいますよ・・・しかも都内の道は混んでいるし、皆、運転荒いし・・そんなわけで、たいした事も出来ませんので、プラグ交換でもしてみますか!

と言う訳で、帰りに寄り道をして、プラグを買いました。しかもイリジウム。調子悪くなければ、交換しない主義の私。(もちろんオイルなどは別ですが)刀は新車時のままで既に16000k。単気筒は1本で済むと言う事で、気が大きくなってしまっています。

さて、プラグを外すとなると、「プラグ穴の周辺をエアーブローしなければなりません。」と、SRX乗りの方々のウェブサイトに書かれています。と言う訳で、自転車のポンプを使い、プラグ周りをエアブローしてみました。確かに、プラグ取り付け穴に落ちたホコリやチリは、逃げ場無く体積している模様。ポンプを勢い良く作動させると、なんだか色々飛び散っていきます。あらかた綺麗になった所で、車載工具を使い、プラグ交換。早速試乗しましたが、効果の程は、若干トルクが増えたような、変わらないような、フラシーボ効果?・・・でした。

しかし、このバイク、発進の時やシフトの時のスロットル開け始めのトルクが過大です。若干乗りにくいとさえ思う程です。リアハブのダンパーがヘタっている感じでもないし・・・「乗りやすそうなのも、このバイクを選んだ理由だったのだが・・」意外とくせ者です。かみさんはどう思うのだろうか?それより今年中に完治するのであろうか?

SRX400購入!
本当は、250cc希望(もちろん維持費の問題)で、当初はルネッサ・SRVなどを物色していましたが、なかなか落札出来ず、現車確認も、だんだん面倒になり・・そんな時に私の刀が車検。今回もユーザー車検である。自賠責込みで3万7千円。250ccとそんなに維持費かわらないかも、

あっSRXだぁ。出品者近所だし、

ポチットな・・

落札!!おめでとうございます。!!

どういたしまして・・・

やはり程度はそれなりです。タイヤ完全に終わってます。バーエンド・・もげてます。フロントブレーキ・・効きません。フロントフォーク・・右オイル漏れ。エンジン錆だらけ。マフラー、ステップ転倒痕あり。走行7000K?・・・嘘でしょ・・・

気を取り直して、

エンジン好調!ええと・・・レッドまで回ります。とりあえず回ります。しかし、おいしい所は1500〜3500rpm位ですかねぇ、、鼓動感があり、パワフルに加速します。そこからは、エンジンが妙に唸り、突き上げるような振動が襲ってきます。いわゆる共振点にあたってしまうのでしょうか、かなり不快です。5000rpmを超える頃には、振動も収まりますが、体積効率も落ち、フリクションも増えて、トルク無くただ回っている感じでレッド突入。シフトアップしますが、サスペンションがヘタっているので、ボヨン・ボヨン。ものすごい挙動で姿勢を乱します。早めにシフトアップして、高めのギアにして、3500rpm以下で走行するのが気持ちよいバイクです。そう言う意味では、安全でエコなバイクですね!