ワイン覚え書き。
特別な夜に特別なワイン。なぁんつって・・・1000円前後のワインをたまに買います。普段はメルシャンやサントリーなので、僕にとっては結構高い買い物。期待を胸にコルクを開けるのですが、中には380円ワインより旨くなく思える物もあります。たまに良いものに当たっても、すぐに忘れてしまうので自分用に書いておこう。サントリービストロ ★★ を基準に主観で書いてます。なお、値段が高い物は★が辛目です。万が一検索で引っかかり参考にされても困りますので悪しからず。

★★★★ 

CHEVALIR MONTLORT シェウ゛ァリエ・モンロー赤 

原産国フランス

フランスのテーブルワインとの謳い文句で、780円位だったと思う。期待以上に深みのある味わい。程よい渋み。コストパフォーマンス高いワイン。少し高めの価格で販売されていても、また買ってしまうだろう。

★★ 

BUZET1998 BARON D' ALBRET ビュゼ・バロン・ダルブレ赤

原産国フランス

1250円位で購入。良く言えば、さわやかな香りに軽い味わい。悪く言えば高い。サントリービストロ似の味わいだが、変な後味の悪さは無い。多量の空気に触れさせると、多少印象が良くなったが・・・

GERARD BERTRAND ジュラード・ベルトランド

6 SENS シックス・センス 赤

原産国フランス

ネーミング・ラベルデザインに引かれ1000円位で購入。美味い不味いの前に味が薄い。ライトテイストなのではなく1L/100円の紙パックのぶどうジュースの糖分を抜いて醸造したような味。酷く言えば、水で薄めたような・・・高かったのに、非常に不満足。

★★★

RICCOVINO リッコヴィーノ赤

原産国イタリア((日本でボトリング(サッポロ))

490円位で購入。値段の割に、しったりした味。ミディアム・ボディは伊達じゃない。安いワイン特有の健康に悪そうな後味も少なめ。サントリービストロを買うなら100円足してコレだな!

★★★

Cono Sur コノスル カベルネ

原産国チリ

904円位で購入。しっかりした味わいと香りに満足。牛ステーキが食べたくなります。

料理によっては、また買いたくなるワイン。

2008/3/15 サントリー登美の丘ワイン工場に行ってきました。サントリーと聞くと、とても大きな工場を想像してしまいますが、ワイン製造工場自体は小さく町工場程度、大きいのは一面に広がるぶどう畑です。収穫時期ではなく残念でしたが、丘の上から見下ろすぶどう畑、そして甲府の街の景色がこの工場一番の観光スポット。まぁ、僕が運転手でワインを飲めなかったからそう思ったのかも知れませんね。さて、そんな訳で、材料、仕込み、瓶詰め、寝かせ、製品化まで、殆どの行程をこの工場内で行う、他のアルコール工場とちょっと違うワイン工場、そして登美の丘ワイン。サントリーにも関わらず、全く、ぜんぜん聞いた事ありません。(僕だけ?)何となく巨大企業が文化的事業の一環としてワインを製造しているような印象を受けました。

*撮影禁止場所が多数ありました。

テイスティング・セミナーに参加しました。

参加料:一人1000円

セミナーは酒蔵の中で行われます。酒蔵は、四季を渡って一定温度・湿度に保つ為、防空壕の様に山を掘り貫いた中にあります。貯蔵量も思ったより少なめで、生産量はあまり大きくない印象。ビンテージ・貴腐ワインなど専用室もありました。

テイスティングでは、5種類のワインが用意されています。左から「登美の詩:白」「登美の詩:赤」(ボトル1500円相当)「登美の丘:白」「登美の丘:赤」(3500円相当)「園銘ワイン:赤」園銘ワインとは、登美の丘の中でも場所によって、気候・日照時間などが微妙に違うので、園銘を付けた畑に分けて、それぞれに適したブドウを育てている。その畑ごとの銘柄であり、そのうちの一つを試飲。(僕は香りだけ。)

「登美の丘」は木樽寝かせなので香りが良い。あぁ、僕の好きなワインって、この香りだったんだぁ〜うん、木樽で寝かせた物と、ステンレス樽や瓶で熟成された物の違いはココだったんだねぇ!

ワインには、木樽以外の香りも多々ある訳で、それぞれ代表的な香りをしみ込ませた瓶の香り当て。

Aはフルーティーな香りグレープフルーツ、Bは、花の香り・・・忘れた。Cは、カシスだったっけ。Dは、アーモンド(青酸カリ?)Eは、ブラックペッパー。Fは、トリフュー(干し椎茸の匂いに感じた。)

半分くらいは当たったかなぁ。このように、ワインの香りを表現してみましょう的なイベントでした。僕は、ブラックペッパー・トリフューの香りを含むワインが好みかなぁ。逆にフルーティーなのは苦手かも。ベリーAと言うブドウ種は、名前の通り、イチゴの香りがするそうだ。なるほどね!今までにもそんな香りのワイン、飲んだ事あるよ。これがもっとも苦手だなぁ。ワインの好みが細分化出来て便利。でも、うんちく親父になりそうなので注意。

それぞれのワインに合うチーズをセレクト。左から、パイナップル風味(変わり種だけど美味い。軽い白ワインにあうそうだ。)次はブラックペッパーがまぶしてあるチーズ、次は、カマンベール、そしてブルーチーズ。以外だったのは、似た者通しがあうと言う事。フルーティーにはフルーティー、スパイシーにはスパイシー。まぁ、あわせる料理の事を考えると解る事なのかぁ。

チーズは売店でも販売していました。(840円だったかなぁ。)故にセミナー代金は高くない。でも、ビール工場や、ウィスキー蒸溜所とか、大抵無料が多いよね・・・まぁ、いろいろあるんでしょう。

さて、今日はこれからホテルで一泊。宿に着くなりビールです。そして焼酎。(セブンイレブンに黒霧島が置いてあったので思わず購入。)ワインは?  かみさん曰く「登美の丘」は美味しいけど高くないか?(3500円)正直、「王様の涙」(500円程度で良く買うワイン)程度に思えるんだけど・・・「登美の詩」は、・・・ とのこと。僕は飲めなかったので、ちょっとは興味があったけど、1000円程度でも、おいしいワインに当たることもしばし。セミナーのアンケートにも書いたけど、3000円以上のワインを買うなら、1000円のワインを3本買いたい。それ程ワインの銘柄は多数あるし、1000円以下でも美味しいワインはたくさんあると思う。それに、特別な時は、ワイン3000円よりシャンパンになるだろうし。そうだ、ワインの買い方って、ちょっとギャンブルに似ているかも・・僕のギャンブルのしかたも上限を決めて多方に少しずつ、せこいんだよね。だって、大金(ホントに大金かぁ〜)スッた後の気分って最悪なんだもの。儲からなくても、小当たりが楽しい、そんな小物の人生なのさ!

あっ、、結構楽しめました。おすすめです。サントリー登美の丘ワイナリーホームページ