2008年の記録
2008/9/1 今年の夏は暑い。空冷の熱ダレが心配。そんなわけで油温計をつけてみました。
まぁ、オイルクーラー入り口にサーモラベルを貼っただけですが、低価格・高精度・激コンパクト・ピークホールド付きの優れものなのです。さて、早速真夏の昼間を一日中走行してみましたが、温度計の最低温度域に達することなし。SRX=優秀であります。もう一台の同時計測車、空冷スズキ刀は数時間の走行、数分の渋滞で140℃オーバー。ノッキング&パーコレーションで走行困難域まで到達。開発時期や排気量に違いはありますが困ったものです。刀(ノーマルエンジン)には良いオイルを、SRX(ノーマル)は、あまり神経質になる必要なしと言ったところですか・・・どうせコストのシェブロンしか買えないので、SRX=シェブロン10w30 刀=シェブロン20w50で当分様子を見るつもりです。

(最近やっと、コストコにシェブロンが復活しました。かなり長い間オイルの販売がストップしていたので心配していたのです。ずいぶん前から供給が断たれているモービル1の復活も、是非お願いしたい。)

2008/5/17 ホンダドライビングスクール受講(かみさん)の為、ツインリンク茂木に行ってきました。当日心配だった天気も何とか崩れず、初夏の日差しが眩しいさわやかな日和です。当日の参加人数は12名程で教官2名体制で教習開始。モトクロス張りのプロテクターを全身に装着して、制動、スラローム、8の字、ジムカーナ走行等、途中休憩を含めて3時間程のプログラムが行われます。僕は暇なので、近くの(徒歩で行ける。)ショートコース・サーキットでレース観戦。小学生からおっさん、おばさんまで、みんな楽しそうにサンデーレースを楽しんでいます。カテゴリーとしては、最大で2サイクル125レーサー程度で、50モトクロス・ワンメークなんてのも開催されていました。親子で参加している家族など、パドックを包む空気は、なんだか楽しそう。ちょっと羨ましくなりました。さて、そろそろ教習が終了する時間です。仕方がないので戻りますか・・・かみさんが大興奮で迫ってきます。よほど楽しかった様子です。スラロームも8の字も美味く出来る様になって、自信がついたとの事。よかった、よかった。帰りの車の中でも、眠る、興奮してスクールの模様を話すを繰り返していました。

2008/5/2 ゴールデンウィーク中のツーリングの為に、SRXを改造。GIVIのトランクバックとナビを取り付けました。トランクは、以前カタナに取り付けたものの基台の製作に失敗。(ツーリング中に段々トランクが下がってしまう。荷物の積み過ぎもあるが、強度不足でした。)今回は、前回の反省もあり、強靭な基台を自作。タンデム者が多少寄っかかってもビクともしない位の物を用意。テールカウルは取り外す事になりましたが、割と違和感はありません。それと、タンデムに座布団(ゲルザブと呼ばれるもの)も取り付けました。ナビの基台は、カタナに取り付けていた物をそのままSRXの左スイッチ取り付けボルトに挟み込み取り付け。電源配線は、ライトの中にあるハーネスから取り回しました。これで完璧!快適なツーリンクになる予定。さて、どうなるやら・・・

ツーリングレポートはこちら

2008/3/23 純正キャリパーをヤマンボ(こちらも純正だが、)に交換、ブレーキパッドを購入、取り付け作業を行いました。ブレーキパッドはZCOO・TYPE-Cと言う良く知らないブランドの物。(約3000円)まぁまぁ近所の2輪館で購入。オークション等での激安パッドは、あまり評判良くないみたいだし、店頭で定価が高く(なんと、定価1万円)一番安い物(割引率の大きいもの)を購入しました。(デイトナの黒は同価格だったが、定価売りだったので。)レースでも、ストリートでも使えるセラミック・シンタード。ステンレスディスク用と書いてありました。オーバークオリティかもしれませんが、ストリート仕様で値段が安ければ良しなのです。

キャリパー交換は、至って簡単、完全ボルトオン。キャリパーを外して、バンジョーボルトを緩める時に、マスターシリンダーの高さ以上に持ち上げて作業をすると、フルードが殆ど漏れず、作業しやすいですよ。キャリパーのエアー抜きをして、作業終了。ブレーキホースも、純正のまま、純正と同じ取り回しのまま取り付けが出来ました。

早速走行してみると、ブレーキを引きずる様な不快な音。止めてディスク面を見てみると、バッドの当たりが悪く、テカテカに光った筋が一本。どうやらココだけが接触している模様。弱くブレーキを掛け、数百メーター走行し、当たりをだしてあげると、異音も治まり違和感の無い状態になりました。利きも良好です。キャリパーの性能差(ピストン径が殆ど同じなので)とハッドの性能を分離出来ないので何とも言えませんが、タッチはほぼ変化なし。急制動時の利き・コントロール性は、改善されているようです。パッドのおかげかな?まぁ、ブレンボが付いたと言う事で、それが一番の良し!です。

その後、かみさんのバイク・リバイバル練習に行きました。車や人が殆ど居ない安全に走行出来る場所って無いですね、割と近い開通中断している道路を狙っていたのですが、見事開通。今回は、住宅建築予定で区画のみ整備されている場所で行いました。ホンダの初級スクールにも応募しましたが、既に普通に公道を走行しても問題ないレベルにあると思われます。ブレーキについては、金色になったねぇ、と言っていました。たぶん、部屋の中の部品が一つ減った事の方が喜ばしい。と考えていると推察します。

2008/3/8 最終型風に黒フレーム&各所ブラックアルマイト化してみました。(フォトショップでレタッチですが・・)発売当時、ベージュメタリックのフレームとワインレッドメタリックのカラーがモダンに見えました。どうも最近ではポヤーンとした感じ。フレームを黒に塗り替えると、俄然引き締まってスポーティーになります。「うぅ〜ん、良い感じ!」細かい所では、音叉マーク下のヤマハの文字、テールかカウルのSRXの文字も外してあります。これは現在でも簡単に出来る事なので、ベージュメタ/フレームのまま外して見ると、ありゃりゃ、意外と締まらない。と言う訳で外観は当分ノーマル状態です。いづれは、フレーム塗って、フロントフォークチタンコート、カバー類をカーボン化して、シート張り替えて・・・とりあえずキャリパー取り付けが先だ〜
2008/3/8 定番ですが、ブレンボキャリパー(ライセンス生産によって、日本の部品メーカーが製造し、ヤマハに納入したもの。俗称”ヤマンボ”と呼ばれている。)を手に入れました。SRX標準のキャリパーに不満は無かったのですが、ヤマンボは、アルミピストン!と聞いて、急に欲しくなりました。(100mmピッチの物は。ボルトオンですし。)

早速開けてみると、本当にアルミ。ハードアルマイトが鈍く光っています。ピストン内側のザグリ(肉ぬき)も大きく、本来鉄で作る寸法のまま、素材をアルミに換えたよう。これが純正採用品なのだから、すごいものだ。そしてコストダウンも。(AP 3369と比べて)前部ピストンと後部ピストンとの油路は、斜めに刃物を入れて通してある。通常は、外部からキリで通してエキスパンダー等で穴埋めするのだが、これは見当たらない。割ってないので明らかではないが、全て斜め油路に思える。各所の仕上げも割に荒い。しかし仕上げが性能に影響しない線を押さえているのであろう。そして全て同一ボルトにて締め付け。

ダストシール付きの為、ピストンの背が高い。外す時には結構苦労する。思わずキャリパーを割りたくなるのだが、メーカーが割る事を許していない。((割れ目のシール部品の供給は無し。先日手に入れたAPロッキードCP3369も代理店に問い合わせたが同じ。(カタナのリア対向2ピストンは、整備書で分解を認めている。シールも出る。TOKICO製))理由は不明である。組み立てに何か専用治具を使うのかもしれない。(APは、メーカーによる分解・組み立ては可能との事なので。)

ボルトが錆びていたので、同規格品M8*1.25_h=40と交換。強度区分が8.8(8T)*1なので、標準的トルクで締め付けを行った。キャリパー割りは出来ないので、前ピストン、後ピストン側と分けて、外から緩めて、内側のボルトから締め付けを行った。材料に疎いのだが、良くステンレスボルトに交換する例が見受けられる。ステンレスの規格(A2-50等)によっては、8Tの締め付けトルクが最小破壊トルクに抵触するので注意が必要。所詮8Tなので(そりゃ、相手がアルミ鋳造だもん)全てのステンレスに対して否定的でない。しかし、ブレーキなので(重要保安部品)同規格品が好ましいと思います。と言いつつ、64チタン合金など良いですね!(純チタンはアルミ7000以下の強度の物もあるそうなので注意。)

以前手に入れたフロントフォーク・アウターが、非常に有効な治具になり便利。

*1 標準のボルトが8Tであると確証がある訳ではありません。中古キャリパーなので、既に交換されてたものが、たまたま8Tだったのかも知れませんのでご注意ください。

重量を比べてみました。APの方が若干軽いのですが、ブリーダーを付け忘れていました。恐らく同重量です。まぁ、アルミ鋳造品で、4pod、アルミピストン同士なので、こんな感じにまとまるのでしょう。(APは、一応レース専用部品なのだが・・重さ以外にも、剛性とか違うのかもしれません。たぶん。)見た目はAPの方がゴツいです。とっても気に入ってます。今回、ブレンボも好印象になりました。(未使用なのですが・・)

料理用の秤でバイクの部品を計ってはいけませんねぇ・・ゼロ点出せるんだから、せめて何か敷きましょう。かみさんに怒られますよ!

すみません。反省・・・

2008/3/1 アキレス腱断列から半年以上、やっとオーナー(かみさん)初乗車です。といってもバイクブランク10年超。いきなり公道はかみさんも怖いし僕も怖いので、近所の空き地?(東京電力敷地と入り口に書いてありました。まぁ、僕もユーザーですし、門も開いていたし、誰もいなかったし、だからって入って良い訳ではないけれど・・・)で練習しました。まずは、僕のポジションに合わせてあるブレーキ、クラッチ、シフトペダルをかみさん用に調整、そしてサスのプリロードを下げてます。一通りのスイッチ類の説明をして、ドキドキの発進!「まずは、ブレーキの利き具合を確認してね。」割とスムーズにスタート。割とスムーズにブレーキ。その後もスタート・ブレーキを繰り返し、Uターン。加速。急制動。あれれ・・全然問題なしです。さすが大型二輪免許取得者。運転姿勢など、なかなかなもんです。正直ほっとしました。とりあえず今日の所は練習終了。かみさんも、やっぱりバイクは運転する方が楽しいとの事。今後は、メーカー系のライディングスクールなどを経て、公道へデビュー予定です。まぁ、のんびりとね!

帰りは僕が運転。かみさん用に合わせたペダル類が窮屈でつらい。いつも思うのですが、新車を買っても大抵のディラーって何処も調整せず(ユーザーの体に合わせた調整と言う意味です。)に納車です。これって不思議だなぁ。ぐうぜん体格が合えば良いが、乗りやすさが雲泥の人も多いはず・・・

ヤフオクにてSRX用ブレンボキャリパー ゲット!!交換予定だったチェーンは、若干後回し〜どう考えてもチェーンの方が急務なのだが・・・

2008/1/26 前回、始動性が悪く、キャブのインシュレーター剥離を疑い、修理をしたのですが、改善しません。そこで、現象を確認しなおしてみましょう。チョークを引いてエンジン始動。ここまでは正常なのですが、少し経つとエンスト。チョークを再度戻し、引きなおすと始動増量が開始され再始動するのですが、長く続きません。キャブ本体かなぁ・・・

ところで、ブレーキキャリパーが手に入りました。APロッキード CP3369。Vmax用のキャリパーサポートがついていたので、SRXに合わせてみました・・・どうも無骨・・・やはりヤマハにはブレンボですな。こちらはカタナに取り付け予定です。